こんにちは、京都市西京区 阪急桂西口の産後骨盤矯正専門院にしかつら整体院です。
産後骨盤矯正を受けられる目的のひとつに、体重を減らしたいをいう方がおられます。
今日はこの「産後骨盤矯正を受けると痩せるのか?」というお話をしたいと思います。
結論からいうと、産後骨盤矯正は痩せるための施術ではありません。
ただし、中には痩せやすい体質になり体重が落ちる方もおられます。
(1ヵ月で、他に何もしないで3㎏以上痩せたという方もいます)
実は、これには骨盤周囲の筋肉が関係しています。
妊娠~出産にかけて、主に4カ所の筋肉が衰えてしまいます。
お尻の筋肉
妊娠中は、お腹が大きくなるために腰を反らすような体制になります。
これはお腹の重みのバランスを取るためなので仕方ないことですが、
この体制だとお尻の筋肉が衰えます。
お腹の筋肉
お腹に力を入れてはいけませんので、腹筋ももちろんですが
その奥にあるインナーマッスルも低下します。
その上、お腹が大きくなることによって腹筋が伸びきってしまい、
ほとんど機能しなくなってしまいます。
太ももの筋肉
骨盤が開くため、いわゆる「がに股」になりやすくなります。
がに股になると、太ももの内側や裏側の筋肉が衰えやすくなります。
骨盤底筋
骨盤の底で内臓を支える筋肉です。
胎児や羊水の重さで引き伸ばされ、やはり筋力が低下してしまいます。
これに加え、人によっては切迫早産などでなかなか動けなかったという場合も。
そうなると、ますます筋力は低下してしまいます。
筋力は、体重を減らすために重要な基礎代謝にかかわっています。
基礎代謝とは、じっと寝ているだけで何もしなくても消費されるカロリーのことです。
筋肉→約22%
脳→約20%
肝臓→約21%
心臓・腎臓・その他→約37%
これにプラスして、家事育児などをおこなうと
カロリーが消費されます。これを活動代謝と呼びます。
ですから、筋肉量が減ることで基礎代謝だけでなくこの活動代謝も減ってしまうので
今まで通りに過ごしていてもなかなか体重が落ちないというようになってしまうわけです。
しかも、先程あげた4カ所の筋肉は身体の中でも大きな筋肉ですので、
代謝への影響はとても大きくなります。
では、出産をするとこれらが元に戻るのかというと、これはまた別問題です。
1人目よりも2人目の出産の方がダメージとしては大きくなりますし、
年齢などもその後の治りの早さへ影響します。
産後骨盤矯正では、骨盤の位置を正しくすることによって
こういった筋肉がまた正しく使えるようになります。
そうすることで代謝が整い、痩せやすくなるケースも多くみられます。
また、不安定感や腰痛などもなくなるので動きやすくなり、
運動を再開される場合も多いです。
当院でも産後のお母さん向けのヨガ教室を開催していますが、
治療が進むにつれ動きやすくなった!というお声をよくお聞きします(*^^*)
ただし、ごはんやお菓子の量がとても多かったり
極度に偏った食事をしていたり(スティックパンばっかり等)
元々とても痩せている場合などは代謝が良くなっても体重が落ちることは難しいでしょう。
もし、痩せる為にどうしたら良いか?
産後骨盤矯正なのか、どうしよう?とお考えの方は、
一度にしかつら整体院までご相談ください。
当院では産後骨盤矯正ももちろんですが、産後ダイエットも専門でおこなっています。
安心してお越しくださいね(*^_^*)