こんにちは、京都市西京区 阪急桂駅西口の産後骨盤矯正専門院にしかつら整体院です。
今回は「産後骨盤矯正にかかる期間」に関してのお話です。
お子さんを連れて来院される方や、お仕事の復帰などがあるお母さん方は「いつまで通院したら良い?」という点はとても気になることかと思います。
産後骨盤矯正にかかる期間は3ヵ月~6ヵ月程になります。
そのくらいでいいの?という方も、そんなにかかるの?という方もいらっしゃるかと思います。
人間の身体には「恒常性」という今までと同じ環境を保とうとする機能があります。
例えば、体温や血圧なんかが一定に保たれるのもこの機能のおかげです。
急激な身体の変化は命に関わることなので、急に体温が下がったり、血圧が上がったりしてしまうと
それに対応しようとするのです。
ですが、急激に変化したものに対応するのですが、良い変化なのか悪い変化なのかは判別してくれません。
とりあえず、急激に変化するものを「いつも通り」に戻そうとするのです。
出産の際の骨盤のゆがみは、数ケ月かけてじわじわと変化したものです。
(その上、出産は通常ありえないくらいに大きく骨盤がゆがんでしまいます。
一説では、交通事故と同じくらいのダメージがかかると言われています。)
それに加えて、出産前からの身体のゆがみ、以前の出産時のダメージが蓄積しているとゆがみレベルはとても高い状態です。
そのたくさんのゆがみを治したいのですが、産後骨盤矯正の施術は「身体を一気に正常に戻そうとすること」です。
良いことですし、身体はそれで楽になりますが、その反面「いつも通り」とは違う状態です。
良い状態になっているのに、急激な変化を避けようとする身体は「いつも通り」のゆがんだ状態に戻そうとしてしまいます。
なので、それに逆らって正しい位置に何度も治し続けないといけません。
正しい位置を3ヵ月以上維持し続けると、身体がそれを「いつも通り」と認識するようになります。
そうすると、正常な状態を保てるようになるので、再発のリスクがぐっと少なくなるのです。
逆に、その域にいかないまま自覚の症状(痛みなど)が無くなったからといって施術を止めてしまうとまた後戻りしてしまい、せっかく施術をしたのに無駄になってしまいます。
ですので、適切な回数・期間をしっかり施術していくことがとても重要なポイントになります。
ですが、人によってゆがみのレベルは様々ですので、かかる期間も様々です。
通院に関しては週に1~2回の場合が多くなりますが、実際にどれくらいの期間、何回通えば良いかというのは初診の際に検査をして事前にお伝えしますのでご安心ください。